ギリギリを全力で生きている

若手俳優を追いかけてるだけの人生

現場にいるファンと、それ以外

すっかり読む専門になっていました。
相変わらず、推しごとを続けています。
今日は、いや今日もただの独り言です。

遠征先の呑み屋で、他担のお友達と喋っていたら相手が一言。
推し君はいつも、観に来てくれるファンと、応援してくれてるファン、どちらにも有難うと言っていて偉いね」
その言葉を聞いた瞬間、ぐらぐらっと心が揺れました。

私の推しさんは公演が終わると必ずその言葉をブログやTwitterに書いています。
別に今までは何とも思っていなかった。寧ろ、大事にされてるとさえ思っていた。
でも、その時初めて、心が揺れた。

(そうか、私は、家から応援している所謂茶の間ファンと同じ言葉をかけられてるんだ。現場にいても、推しさんにとっては一緒のファンなんだ。頑張っても、頑張ってない人と同じ扱いなんだ)

そう思い始めました。
お友達には笑顔で返しましたが、泣きそうになりました。
相手は心の底から偉いと思ってくれていたのは分かっていました。
だから何とか平常心でいようと、お酒のペースを上げた記憶があります。

その日の夜は程よくお酒がまわりすぐに眠れるかと思いきや、先ほどの言葉を思い出します。
気付いたら涙が流れてました。
馬鹿だなあ、とその時は自分を笑うことが出来ました。
遠征疲れだなと思いながら寝ました。

次の日の朝、マチネからなので起きなければならないのですが、またあの言葉を思い出します。
呪いの言葉みたいですね。

悲しくなりました。
私はこうして遠征したりして現場に来ているのに、頑張りを認められてない気がしました。
勝手ですね。私が好きでやっていることを、推しさんが認める必要性はありません。
分かっているんです。でも、また泣いてしまいました。
マチネからなのになーと思いながら、泣いてました。
誰に認められたいんだろう。推しさん?同担?それとも自分?
認められたくてやる推しごとなんてやめてしまえ。そう思います。
でも本音は違っているんでしょうね。気付かないふりをして、蓋をする。

別に私が来なくたって、誰かは現場に来ます。応援しています。
じゃあ私は、誰の目も気にせず、茶の間になって応援していればいいじゃない。
誰も気にしない。推しさんだって気にしない。だって強制じゃないもの。
お金だって減らないよ。体力も精神力も、擦り減るまでやらなくていいんだよ。
私以外の誰かは、現場にいるけどね。

それを想像しました。
瞬間、そんなの嫌だ!となりました。
私が見ていない推しさんを他の誰かが見ているなんて、耐えられない。

笑えますね。馬鹿ですね。でもね、そういう生き方しか出来ないんです、今は。
泳ぎ続けなければ死んでしまうタイプなのかもしれないなと最近は思っています。
暫くこの問答を続けていくんだろうなと思います。一人遊びかな?

今日も推しさんが同じ言葉を書いています。
私はそれを静かに見ています。